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文集の紹介

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日本の漁業を考えるとき、多くの海難殉職者の存在を忘れることはできない。
夫や父を奪われた遺族、とりわけ漁業の場合、その後の生活は辛く淋しい。
しかし、海難遺児の文章は力強く、母と助け合う姿はやさしさにあふれる。
  • books 01

    2021年4月発行

    (50周年)父の肩に乗った日

    あなたと話をするのが大好きだった。――父へ。夫へ。私の思いをここに綴ります。

    226ページ

    定価1,320円(税込)

  • books 02

    2016年1月発行

    (45周年)父の背中

    「父は、いまも私達を見守ってくれている」――父が遺した深い愛情は、いつも母と子の心を満たし明るい日々へと先導し続ける。

    206ページ

    定価1,320円(税込)

  • books 03

    2011年1月発行

    (40周年)心の中のアルバム

    心の中に在り続ける、昔のままの父の笑顔――褪せることのない面影と思い出に支えられ、母と子は前を向き力強く生きていく。

    164ページ

    定価1,320円(税込)

  • books 04

    2006年1月発行

    (35周年)メール空まで届いてほしい

    毎日見る母の背中と、時々思い出す父の姿が私に力を与えてくれる。父は、私の心の中で生きている。

    142ページ

    定価880円(税込)

  • books 05

    2001年8月発行

    (30周年)いつか逢おうよ、父ちゃん

    頑張れ――いそがず、あわてず、ゆっくりと素敵な人になりなさい。
    ……海を見ていると父がいつもそう励ましてくれる……。

    240ページ

    定価1,320円(税込)

  • books 06

    1995年12月発行

    (25周年)お父さん、いっしょに帰ろう

    ぼくは海を見ているとお父さんにあえるような気がします……。

    240ページ

    定価1,282円(税込)

  • books 07

    1990年8月発行

    (20周年)お母ちゃん、お父ちゃん買って

    「デパートなら何でも売ってるから、もしかしてお父ちゃん売ってるかもしれない……」

    268ページ

    定価1,282円(税込)

  • books 08

    1985年12月発行

    (15周年)父さん、大きくなったよ

    あとを絶たぬ海難事故、殊に漁船の海難によって一家の大黒柱を突然亡くした家族は、その日から大変な苦労が待っている。

    236ページ

    定価1,100円(税込)

  • books 09

    1980年10月発行

    (10周年)母さんの光る汗

    これからも父さんがいなくても、家族四人で力をあわせて、母を助けながらくらしていきます。父さんがいなくて、つらく悲しい思いをする家族はもうふえてほしくないと思います。

    254ページ

  • books 10

    1975年10月発行

    (5周年)だっこしてもらいたかった

    僕には父はいないが世界一すばらしい母がいる、だからみんなに絶対負けないように何でも、一生懸命頑張ります。

    169ページ

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